私たちが日常的に利用しているネット通販の普及に伴い家庭内にダンボールが増える機会は劇的に増加しましたがその便利な箱が実は家庭内で最も厄介な害虫であるゴキブリにとってこの上ない快適な住処となっていることをご存知でしょうか。なぜ彼らがこれほどまでにダンボールを好むのかその理由はダンボールの構造と素材に隠されておりまず構造的な面から見るとダンボールの断面にある波状の隙間は暗くて狭い場所を好むゴキブリにとって身を隠すのに最適なシェルターとなります。成虫だけでなく幼虫にとっても外敵から身を守りながら成長できる安全地帯として機能してしまうのです。さらに素材の面でもダンボールは彼らを惹きつける要素に満ちておりダンボールには高い保温性と保湿性があるため一年を通して適度な温度と湿度が保たれやすく寒さに弱い彼らにとって理想的な越冬場所となります。加えてダンボールの貼り合わせに使用されている接着剤にはデンプンなどの植物由来の成分が含まれていることが多くこれが彼らにとっての餌にもなり得るのです。つまりダンボールを家の中に放置することは住居と食料をセットで提供しているようなものだと言えるでしょう。対策として最も効果的かつ重要なのは荷物が届いたらすぐに開封し中身を取り出した直後にダンボールを処分することです。いつか使うかもしれないからと押し入れや倉庫に溜め込んでおくのは避けるべきでありスーパーマーケットなどで無料配布されている使用済みのダンボールを収納用として持ち帰ることもリスクが伴います。店舗の倉庫などで保管されている間にすでに卵が産み付けられている可能性があるからです。もしどうしてもダンボールを保管しなければならない場合は短期間に留めるとともに屋外のストッカーなどを利用し室内には持ち込まない工夫が必要でありダンボールを処分するまでの間防虫スプレーを吹きかけておくことも一時的な対策としては有効かもしれません。しかし根本的な解決策はやはり家の中に彼らの好む環境を作らないことに尽きます。収納用品として使用している場合はプラスチック製のケースやコンテナに切り替えることを強くお勧めします。プラスチックであれば彼らが餌にすることもなく表面が滑りやすいため卵を産み付けられるリスクも大幅に減らすことができます。快適な住環境を守るためにもたかが空き箱と侮らず適切な管理と迅速な処分を心がけることが大切です。
ダンボールがゴキブリの巣窟になる驚愕の理由